
もうかなり死に体だった西洋アサガオが秋になって復活した。
理由は気温なのか、それとも琉球アサガオの勢いが弱まったからか、わからない。
最近はいい感じのバランスで咲いてくれており、ほっとする。
濃い青と薄い青のコンビネーションで、庭もより目に楽しい。

西洋アサガオのブルーがとても好き。
青い花、どうも惹かれるものがある。
また西洋アサガオと琉球アサガオの違いを観察するのも楽しい。
西洋アサガオは蕾がドリルのようになってるのが面白いし、琉球アサガオのように五つ子みたいに一箇所に5つ、8つと蕾をつけることはなく、基本的に枝分かれした先に1つずつ蕾をつける。


しかしながら、今回学んだことは、同じアサガオとはいえ、琉球アサガオと西洋アサガオと、品種が違う植物を同じプランターに寄せ植えてはいけなかったということだ。

2年草である琉球アサガオは、生命力が違うのか、茎の太さが気づけば全然違う。
鉢の中で、琉球アサガオに栄養を吸い取られてしまっていたせいで、西洋アサガオが咲けなかった可能性はあると思う。
以下は数週間前、琉球アサガオが1日40輪くらい咲いてきた頃。
この頃は西洋アサガオは全く咲かず、ついた蕾も小さいまま落ちてしまい、死んではないけど、生きているのか?という感じだった。

ちなみに品種名が覚えられず、琉球朝顔、西洋朝顔と認識してたけど、琉球朝顔はケープタウンブルー。西洋朝顔は天上の蒼。
西洋朝顔のほうが和名なのが余計に混乱の元だったのだが、ヘブンリーブルーとも言うらしく、その方が私はしっくりくるので、これからはケープタウンブルーとヘブンリーブルーと認識することにする。
Heavenly Blueというのは、極上の青、神々しい青、天空の青といったニュアンスのようだ。
確かに抜けるような空の色である。
実はソライロアサガオというわかりやすい名前もあるようだ。
さて琉球朝顔がなぜケープタウン?というのも謎だった。ケープタウンといけば南アフリカの首都である。
調べてもわからなかったが、わかったこととしては、西表朝顔、オーシャンブルー、ノアサガオという名前もあることである。
空の青にたいして、海の青。素敵。
それはさておき、野朝顔というように、沖縄では自生する花であり、関東における昼顔のような存在のようだ。
そしてわかったこととしては、西洋朝顔には数種類しかなくメインがこのヘブンリーブルーであること。
琉球朝顔といえば、種類はなくて、これしかないこと。
つまり琉球朝顔、西洋朝顔と呼ぶわたしはそこまで間違ってなかったのであった。
さて秋になって気づいたことがある。
気温が下がったからか、日照量の変化のせいか、日照時間の変化のせいか。
暗くなっても花が開花したままなのである。
今日は雨だったので、少し雨の煽りを受けてはいるが、基本的には西洋アサガオも琉球アサガオも19時でもばっちり開いたまま。

夏の間も、アサガオとはいえ昼過ぎまで開いてはいたが、それでも夕方にはほぼ閉じていた。
実はこの現象、ハイビスカスも同じ。
夕方には萎れていた一日花のハイビスカスが、日没後もキレイに開いていてヒッと思ったのはつい最近のこと。

もちろん、朝には萎れている。
ただ朝開く時間が遅くなっているようでもないし、咲いている時間が長くなるのはどういう仕組みによるものなのだろうか。