ずっと完璧な育っちぷりと、完璧な実りを続けてきたうちの出木杉くんであるトマ子。ついに、急激に体調を崩している。
雨が降るという天気予報だったので、水やりの心配をせずに外泊したその日に限って、天気予報が外れて雨が降らず。
朝水をやったきり、けっこうな日照りのまま、翌日の昼まで水をやれなかった日に、かなりの葉が黄色くなり、枯れた。
さらにその後は数日に渡る豪雨。
雨の日は収穫もしないほうがいいと聞いていたので、雨がやんでから庭に出てみると、やれやれ、やっぱり。
話には聞いていたが、トマトの実が軒並みひび割れてしまった。

急激に大量の雨が降ったりすると、急激に実が水分を含むが、その肥大化に、既に成長を止めた熟すタイミングのトマトの実は追いつけず、皮が裂けてしまうらしい。
裂けてしまった実は、コバエに卵を産み付けられやすいから、早急に収穫したほうがいいらしい。
コバエの卵が産みつけられてるってきくと、なんだか恐ろし気だけど、最近は、ほぼ家の中もアウトドアだと思っていきているし、ハエを食べたって死にはしない、という強いマインドになってきているゆえ、さっと水洗いして美味しくいただく。
もちろん割れたトマトのほうが、皮は固く厚く感じるし、まだ熟しきってないのに割れてしまったので収穫した実もあるので、いつもより多少味は落ちるけど、多少である。
1年目の実生苗であるパッションフルーツが、今年は花も咲かず身もならないであろうに、うどの大木のように勢いよく大きくなりましたが、一方、上のほうにまで鈴なりの実をつけているトマトは、重さに耐えきれず頭を垂れ始め、さらに先日の水不足と、大量の実による栄養不足のせいか、葉もかなり黄色くなり、いっきに背が低くなりはじめた。

ちなみにキュウリネットを頭上に張ろうかなー、そして主にウドの大木子ちゃん(パッションフルーツ)や、キュウリ、ごーやどもに、緑のアーチになってもらうのも素敵かなと思ってはいるのだけど、キュウリネットの思いもよらぬ巨大さ(2m×14m!!!!)と、絡み易さに、途中で作業をギブアップしたまま、雨に打たれるキュウリネット。。。。
とりあえず、2m×2mくらいに切断して使おうかね。。
素直に朝顔ネットを買えばよかったと反省中。どっちも似たようなものかと思ったら全然サイズ感が違くて、ベランダ菜園には不向きな本気なデカさだったのでした。
さてちょっと心配になってきたトマ子だけど、そこらへんに挿していた脇芽と摘芯した先の芽が、よく根が張ったのか、雨のせいか、挿した時の5倍くらいの大きさに成長していたので、この子たちを苗として、また大きなプランターに植えかえる、という作業を今日めんどくささを押して、雨の合間にやっといたした。
よくやりました、わたし!

住宅街を歩いていると、うちのような成熟期を迎えていない、まだまだ生育中のトマトの苗を見かけるので、遅すぎることもないよね、、と思いたい。
でもこの子たちもまた、巨木に育つとなると、そろそろスペースがないなあ。
まあ盛夏、酷暑期は、たとえ陽当り大好きなトマトであっても、陽当りガンガンでないほうがいい、という話を聞いたので、それならスペースあるかも。
しかし100個以上は確実に、おそらく200個くらいは実が成っているミニトマト。
脇芽と、敵芯した先と、こちらも立派なトマトに成長して、実が収穫できるとしたら、ものすごいなあ。
80円で買った苗なのに。
ミニトマトは美容健康上、いくらあっても困らない。在宅勤務中の口さみしさを紛らわすおやつとしてもぴったりだ。しあわせ。