はじめて花に目覚めたあの頃、私はまだ20代だった。

ラナンキュラスとアネモネを買ったのを覚えている。もっともその頃はまだ、一年草とか多年草とかを考えることもなく、あっという間に枯れてしまってそのまま始末してしまったように思う。

それ以来、再び出会うこともなかったのだが、ようやく出会う季節になったようだ。

でも冬越し問題が気になる。

本来春に咲くはずの花が12月の今から咲いているというのはどういうこと?

秋に咲いてもうすぐ枯れるの?それとも、このまま春まで咲き続けるの?

調査の結果、霜に当てなければそのまま春まで咲き続けるとのこと。

ネット上にもそう書いてあったけど、念のために買う時に花屋さんに訊いてみたけど、やっぱり同じ答え。

暖房はダメだから室内は微妙。ベランダ、いいんじゃない!とのこと。屋根があれば霜は当たらないというのが、だいたいのところみたいだ。

そんなわけで、風邪吹き荒ぶ北側の屋根なしルーフバルコニーより、屋根ありの東側ベランダのほうが多少は安全かな、ということで東側に置いてみた。

アネモネとパンジーを寄せ植えしたみた。一応寒さ避け、霜除けに藁的なものも敷いてみたわ。

かわいい。

いや、ごめん、これはアネモネとパンジーだわ。

ラナンキュラスは、買う予定だったんだけど、あとで買いに来ようと思って数時間後に店をおとづれたら私が目をつけていた綺麗なパープルのラナンキュラスが売れてしまっていたのだった。。

黄色や橙色のラナンキュラスはあったのだけど、、なんでしょうか、私はやっぱりどちらかというとピンクからパープル、ブルーといった花が好きなようで、庭の統一感も考えてやめてしまった。

でもやっぱりラナンキュラスは早晩手に入れたい。

ラナンキュラス、アネモネはどちらも多年草でうまくすれば毎年咲くなんてとても素敵だ。

一方でビオラとパンジーは、春買ってかなり長い間楽しませてもらったので、この冬は早めに入手して冬中から初夏まで楽しめないかという野望を抱いている。

昨年そこら中の冬の花壇で見かけたので、寒さにはとても強く、そんなに場所を選ばずに越冬出来ると踏んでるんだけどいかがでしょうか。

パンジーやビオラって昔は全然興味なかったんだけど、今となっては手に入れやすくリーズナブルで育てやすくて華やかで頼りになる、冬の花壇の盛り上げ役という感じで導入しない手はない印象に。

なんといっても色合いが豊富でグラデーションが美しい品種もいっぱい出回ってるもんね。

枯れ腐った切ない我が庭も正月を迎えるにあたり、すこし華やかになって嬉しい。

今日も違う店で追加で買ってしまった。

違う店で買ったからどうということでもなく、この店のちょっと高いラナンキュラスとアネモネを追加購入するか散々迷った挙句、そこまで高くないビオラをらとりあえず買ってしまっただけなんだけど、まぁお店によってもしかしたら後々差が見えてくることもある?かもしれたいので比較してみましょうかね。

今日は松虫草もほしくて悩んだけど、欲望はキリがないので今日のところは辞めておいた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です