さてさて大変な決断をしたもので、この殺時的酷暑のなか、10日間も留守にすることを決めてしまいました。

というわけで、旅行を決めてから、旅行までの2週間のあいだ、着々と準備をしてきたつもり・・・だけど、そんなに準備は進まず、結局行く前に日に、1日がかりでやれるだけのことをやり、人事を尽くして天命を待つ、ということになった・・。

いやあまだ旅行中で心配なので、ペットと蚊に使う見守りカメラ、ああいうのを設置してくればよかったよ、という気持ち。

まあ見守ったところで、手を出せないし、カメラに映るような異変が起きてからでは手の施しようもないんだけどさ、、、。

天気予報はチェックしていて、相変わらずの酷暑だけど、明日、明後日くらいには雨が降るかもしれないので、期待してる。

と同時に強風に耐えられる状況にはしてきてないので、台風が来たら、サイフォン効果を利用した自作の水やりゾウさんみたいなやつを指してきた無数のペットボトルが倒れてしまい、、ペットボトルに接続してきた植物はジ・エンドかもしれない。。。

という恐怖な。

あとは、最悪の場合、パラソルがそれを支えているテーブルごと倒れてしまうというケース。

これも最悪だわ、あたりどころがわるければ、うちの最大の水がめである雨水タンクを倒すとか、雨水タンクに穴をあけることも考えられる。

そして、テーブルの上に置いてある植物の鉢が倒れて、そのまま水も供給されずに枯れちゃうし、パラソルの日陰もなくなった他の植物も・・とかね、その時が一番最悪のケースかな。

さて、でもだいぶ頑張ったともいえる。

まず、自動散水システムはアマゾンで計3つ買ったもんね。

一つ目は安物買いの銭失いでちゃんと動かなかったので返却。意外とスムーズに返却できたのは良かった。

それ以外の2つはおそらくクズではないんだけど、一つはうちの庭のシステムではどうもうまく機能しないようなのだけど、返品する暇はなかったので、どうするか。。持っておけば、いつかどこかで使えるかもしれないけど、返品したい気もある。

最後のひとつはなんとか使えそうだったので、設置してきたんだけど、どうも設置して1日様子を見たところ、タイマーが思ったように起動しているとは思えない。

1日1回の設定をしたはずなんだけど、1時間に1回くらい起動してるっぽいんだよな。。

でもそれだと水があっという間になくなってしまいそうなので、1回3分散水の設定を1回30秒にしてきたんだけど、さてこれで実は1日1回しか起動しなかったら、ちょっと足りないんじゃないかな・・ていうか、起動するのかな。。

しかもこの自動水やり機は耐水性がないので、ビニール袋でぐるぐる巻きにしてきたけど、実は設置中に目を離したすきに水ガメに3分くらい水没してしまい・・・・急いで乾燥させて、その後動くことを確認はしたけど、わからないよね。

という不確実性のなか、もっとも確実なのはゴミ箱に水を張ってタオルをつないできたサイフォンシステム。

これは数日間様子を見て機能することを確認してるので安心なんだけど、2リットルペットボトルだと4,5日間しかもたない計算なので、7リットルのゴミ箱に差してきたけど、どうかなー。

小さい植物は2リットルでもいけるかなということで、2リットルに差してきたのもあるけど、逆にゴミ箱やバケツに数個の植物へのタオルを指してきたやつもある。

自動散水システムは最大10鉢しかさせないしくみで、チューブの長さにも限りがあったので、私は9鉢に差してきた。

けどちゃんと動くかわからないので、保険でサイフォンシステムにも繋げてきたやつもある。

自動散水システムを設置するのも、チューブを切って部品で繋いで、植物に差して、散水とタイマーのテストをして、、とそれなりに大変だけど、まあそこまででもない。

それよりも、100均で買ってきたバスタオル2枚、普通のタオル2枚をハサミやカッターで切って割いて、計30本くらいかな、のサイフォンシステム用の吸水紐を作るのがそれなりに大変だったかな。

あとゴミ箱も百均で結局計10個購入。それから2リットルの空のペットボトルも計10個くらい集めてきて、それらにすべて水をためて庭中に設置。

あとサンシェードも追加で購入して、なるべく全部の植物が日陰にはいるように鉢の位置も再配置。

それももちろん酷暑のなか行うので、途中で休憩したりはもちろんするんだけど、いやあ一日仕事だったね。

もうとりあえずなんとか大丈夫かな、というところまで漕ぎつけたのは夜の9時。

よって力尽きて、写真とってくる余裕なかったもんね。

で、夜になったら割と強風で、ドキドキしたし、朝5時に出かける前に庭を観た時には、倒れてるものとかはなかったけど、水は一晩で結構減ってたけど、それを補充したりする時間的余裕もなかった。

ちなみにペットボトルにつけて、土に差して使うタイプの百均の水やり器は使えなかった。

ものによって、1時間で2リットル出てきて空になったり、永遠に水が落ちてこなかったりとばらつきがって使いものにならない。

あとはお風呂場で換気扇まわして腰水とか、室内にいれて窓をあけて扇風機をまわしていくとかも考えたけど、やっぱりずっと外でガンガンの風通しと日光のもとに育ってきた子たちはそのまま外の方が安全かつ、室内もクーラーいれていくなら話は別だけど、いくら少し窓をあけていっても蒸し暑くなるだろうし、散水機が壊れて水浸しとか室内だと恐ろしいし、腰水も2、3日ならいいとしても10日間持つほどの水につけるとしたら根腐れが恐ろしいみたい。

というわけで、サイフォンシステムか自動散水機を外で使うのが一番やっぱり安心っぽかった。

というわけで、ああ恐ろしい。

庭こそ我が人生っていうくらい、入れ込んでいたのに、軽率に10日間、真夏に留守にする私ってなんでしょう。

一方で、いやでもそれを推してでも取りたかった10日間の休暇ともいえるし、もう何年も前から。。っていうか2年前から、真夏に旅行できるような自動水やりシステムを庭に構築して、真夏もどうどうとお出かけする、というのが私の悲願だったのだから、まあいいんだわ。

もちろん出かける何か月か前には自動散水システムを完成させて、数か月間、改善や試行錯誤を繰り返して、これぞ完璧ってなってから、お出かけが良かったけどさー。

というわけで、それをおしてでも出てきた今回の旅。

たぶん私はこの旅の間に何かを喪う。庭も、何が待ち受けてるかはわからない。

5月のGWの頃に10日間留守にした時には、雨がちだったので、雨が降ることを期待して、ペットボトルの吸水などを設定していったのは5つくらいだったので、10鉢くらい死んだ。

大体は一年草だったので諦めもつくけど、ローズマリーを喪ったのはショックだった。

今回はどうなるか。

無傷ということはないだろう。

設置してきた自動水やり器がすべてうまく機能して、かつ水の量が足りたら、もちろん無傷の予定だけど、一番あり得る失敗としては、水の量が足りないってことだよな。。

5日くらいで全部水を吸い上げてしまったとしたら、残りの5日間をサバイブはできない。。

残念ながら。。。

サバイブできるとしたら、大株で水を太い根を持っていて水を沢山蓄えられるストレリチア、モンステラ、クワズイモ、セローム、ブラックベリーかな。

セロームも最近美しかったけどな。

あとウンベラータ、ゴムの木、ジャスミン、マダガスカルジャスミンあたりは、微妙なライン。

ものすごく水が好きで、水不足ですぐ萎れる、というイメージはないので、何とかなるかもしれない。

パッションフルーツ、バナナ、ブーゲンビリア、クレマチスあたりは一年草ではないけど水切れに弱い印象なので、この辺りが持ちこたえられないと寂しい。

朝顔、トマトについてはだいぶ水が要るので、覚悟をしておいたほうが良いかもしれないな。

西洋朝顔については折角種を買って蒔いて、一度も花を見ることなく枯らしてしまうのは悲しいけど。

あとは今年手に入れたばかりのムクゲとマンデビラ、アロマティカス。

この子たちは暑さと水切れに強いはずなので大丈夫じゃないかと思っているんだが、そんな前評判をどこまで信用するかはあなた次第だな。

他にももちろん色んな植物がいる。

やっと育ってきたキウイとかさ、羽衣ジャスミンとかさ、、、。

まあでもこの辺でやめておこう。あとはほんと、帰ってからのお楽しみだ。

今考えてもやれることはないんだもの!

そして何かを喪って、何かを得る旅にしよう。

変化とはそういうもの、人生もそういうもの。

絶えず何かを喪っていくかもしれないが、絶えず何かを得ていくこともできる。

植物を放ってでも着た価値があった、そんな旅にしようと思うわ!

ま、ワーキングフロムホームのおかげで家に閉じこもりがちの私が、全然違う場所に身を置く、動き回るってこともそれだけで心身共に素晴らしいよなっとは思うので、あんまりハードルをあげず、それだけでも評価しちゃるって視点も持っておきたいけどね。

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